- 6月13日(土) — カナダ 対 ボスニア・ヘルツェゴビナ — Toronto Stadium, Toronto · グループB · 04:00 JST
- 6月19日(金) — スイス 対 ボスニア・ヘルツェゴビナ — Los Angeles Stadium, Los Angeles · グループB · 04:00 JST
- 6月25日(木) — ボスニア・ヘルツェゴビナ 対 カタール — Seattle Stadium, Seattle · グループB · 04:00 JST
ボスニア・ヘルツェゴビナ代表 ワールドカップ2026の試合時間
ボスニア・ヘルツェゴビナ代表のすべての試合時間は、ブラウザから自動検出されたお住まいのタイムゾーンで表示されます。グループステージはトロント、ロサンゼルス、シアトルで行われます。上のタイムゾーン選択で日本時間や他のタイムゾーンに切り替えできます。視聴可能な時間帯を設定すると、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表の試合があなたの予定に合うかが色で確認できます。全試合を見るにはホームページへ、印刷用が欲しい方は印刷スケジュールからPDFをダウンロードしてください。
ボスニア・ヘルツェゴビナのワールドカップ2026
ボスニア・ヘルツェゴビナ代表は、PK戦で欧州プレーオフからイタリアを叩き落としました。それだけでこのチームのスピリットの全てが分かります。人口320万人の国が、3度のワールドカップ優勝経験国を3大会連続で帰郷させたのです。40歳のエディン・ジェコがイタリア戦のクロスに身を投げ出す姿は、ボスニアサッカーを定義する原始的な反骨精神を捉えました。
これがわずか2度目のワールドカップ出場です。2014年のデビューはイラン戦勝利を含めて立派なものでしたが、アルゼンチンとナイジェリアに敗れてグループステージ敗退。ブラジルに行ったスクワッドはピアニッチやジェコといった全盛期の有名選手を抱え、今より知名度がありました。今回は華やかさは劣りますが、あのプレーオフの夜に鍛えられた、より結束の強いチームと言えます。
予選は順調ではありませんでした。自動出場まで残り13分というところでオーストリアの土壇場の同点弾を許し、プレーオフに回されました。続く展開は驚異的でした。1回戦の相手を粉砕した後、決勝でイタリアと対戦、120分を耐えてPK戦で勝利。あの予選通過のドラマチックな性格が、選手とファンの間にグループステージを乗り切れる絆を生み出しました。
マンチェスター・シティとローマでプレーしたジェコは、このスクワッドの感情的な心臓部です。現在40歳でドイツ2部のシャルケ04でプレーしますが、代表のために全てを捧げる姿勢が伝染します。元ボスニア代表のセルゲイ・バルバレス監督は、個人の輝きではなく集団の努力を中心にチームを組織しました。すべての選手が役割を理解し、規律を持って遂行します。
グループBではスイス、カナダ、カタールと同居。ボスニアが活躍できるまさに消耗戦タイプのグループです。技術で誰かを上回ることはありませんが、ほとんどのチームを根性で打ち負かせます。スイスが本命、カナダは一部会場でホームアドバンテージを持ち、カタールは弱点。ボスニアの粘り強さで、2位通過、または3位での突破の現実的な可能性があります。
ベスト32進出は国家最大のスポーツ的成果となります。深く進む選手層はありませんが、PK戦でイタリアを排除したばかりのチームを切り捨てるのは賢明ではありません。スイス戦はグループの行方を決める可能性があり、ボスニアがあのプレーオフの夜と同じエネルギーを発揮できれば、ノックアウトラウンドで誰も対戦したくない相手になります。試合は日本時間午前〜午後が中心です。
戦術詳細を見ると、バルバレスは3-5-2または5-3-2を採用、ジェコと若きフランツ・コクレ(コペンハーゲン)の2トップで前線にフィジカルを置きます。中盤は主将エディン・ヴィシュチャがウィングバックとして攻守両面で躍動、エルマディン・ガミンはCBの統率役で、ボルシア・メンヘングラートバッハ・元レスター・シティで欧州トップリーグの経験豊富。GKはセルゲイ・シェスティッチで、プレーオフでイタリア相手にPK4本を止めた英雄です。プレーオフ戦の彼の活躍がなければ、ボスニアは今ここに居ません。
感情面で重要なのは、1990年代の戦争の記憶を直接知る世代がスタッフ・選手にまだ多く残っていることです。多民族国家ボスニアにとって、サッカー代表チームの団結はそれ自体が国家統合の象徴。選手の国籍背景はボシュニャク、セルビア人、クロアチア人と分かれていても、ピッチ上では一つの国旗の下で戦います。試合は日本時間午前〜午後が中心。ベスト32進出は国家最大のサッカー的成果となり、勝ち抜けば「2014年ブラジル大会の世代より上」という評価も成り立つ大会です。
40歳のジェコの「最後のワールドカップ」がこの大会のテーマの一つ。マンチェスター・シティ時代に決定力ある9番として活躍、ローマで主軸を担い、インテル・ミラノでもセリエA優勝。代表通算69得点・歴代最多得点者の伝説的存在です。今シーズンはシャルケ04(ドイツ2部)でプレーしますが、フィジカルの衰えは隠せません。それでも、代表のために身を投げ出す姿勢は、若手選手にとって最高の手本となります。バルバレス監督はそんなジェコを精神的支柱として、フランツ・コクレやイヴァン・キタロヴィッチなどの若手を成長させる移行期のチームを構築しました。
1990年代の戦争を経験した世代がスタッフとして残るチームには、独特の絆があります。ピアニッチ世代の2014年ブラジル大会は華やかでしたが、今のチームは結束で勝るかもしれません。試合は日本時間午前〜午後が中心です。
40歳のジェコがどこまでフィジカルを維持できるかが、ボスニアの大会成績を直接左右します。シャルケ04(ドイツ2部)でプレーする現状は、彼のキャリア晩年の象徴的な姿。それでも代表のための炎は依然として燃えており、若手フランツ・コクレ(コペンハーゲン)との連携が機能すれば、グループBで誰にでも勝てる脅威となります。スイス戦に勝てれば、グループ首位通過すら現実的。バルカン半島のサッカー伝統は深く、技術と闘志のハイブリッドが今もボスニアのDNAです。試合は日本時間午前〜午後が中心です。
多民族国家ボスニアにとって、サッカー代表チームの団結はそれ自体が国家統合の象徴。多様性を一つにまとめる力こそ、バルバレス監督が築いた「ジェコの遺産」です。
イタリア撃破の余韻を本大会まで持続できれば、グループB首位通過すら現実的。スイス戦の結果次第で、ボスニアサッカー史上最大の偉業となるベスト32進出が射程内です。